こんにちは、カルロス工務店のカルロス(@crls1031)です。
2024年6月5日にあきる野市二宮の住宅で、外構フェンスの取り換え工事を行いました。
自分としてもいい仕事できたなと満足しております。
以下には、この仕事をするに至った経緯、お客様のヒヤリング内容、施工ポイントなどを説明していきます。
Contents
あきる野市二宮で外構フェンス工事をした経緯
僕はあきる野市の自然豊かな五日市の山の方に移住して6年経ちます。
先日、見ず知らずのご年配の男性が訪ねてきたのですが、その方は「あきる野稲門会」の会長さんでした。
(※ 稲門会とは、早稲田大学卒業生のコミュニティ。あきる野稲門会の平均年齢は70-80代だそう。)
偶然にもウチから一番近いキャンプ場のオーナーだったのですが、彼に稲門会へ勧誘されました。
その後、会長が僕のことを稲門会のメンバーにに紹介してくださいました。
そしてお客さんが僕に相談してくださったのをきっかけに、仕事をさせてもらうことになりました。
見積書公開 – 他社の半額で作れますか?
お客様にお声かけ頂き、現地で打ち合わせをしました。
お客様曰く、他社に見積もりを依頼したら40万円と言われたそうでした。
「半額くらいでできませんか?」となかなかハードな相談を頂きました。
お客様は70代、もうあと先も長くないから、そんなに資金を投入する意味がない。
10年持てばいいから、木材でサクっと作ってほしい、そんなご要望でした。
その後、その宿題を持ち帰り、材料費、作業費、その他諸経費を計算しました。
結果、半額でも十分仕事になると計算できたので、この仕事をお引き受けすることを申し出ました。
施工ポイント – 間仕切り壁を作るようにフェンスを作る
今回は低予算なので、サクッと作る必要がありました。
モルタルなどを使うと手間が増えるので、間仕切り壁を作るように施工しました。
ただ屋外で作るので、少しでも長持ちするように作りたいです。
ゆえに、下地の木材には2×4材の”注入材入り”を使用しました。
緑色の木材なのですが、これを使用し無塗装でウッドデッキを作っている先輩を知っているのですが、10年経っても劣化しておりませんでした。
コンクリビスでブロック塀に固定し、さらに固定を強固にするためにウレタンボンドも使用しました。
結局、左右から2,730mm地点に単管と自在垂木止めクランプで杭を打つことで、ビクともしない壁となりました。
↑ 図面上下地は455mmピッチで入っていますが、910mmピッチに変更しました。
外構フェンス問題点 – なぜ地震で家屋が倒壊するのか
今回作業するにあたり、まずは既存のフェンスと解体ししました。
錆び朽ちたフェンスが固定されている左右の部分を切断し、引っ張ってみると、いとも簡単にブロック塀もろと全部がいっぺんに崩れ落ちました。
おかげで解体作業は非常に簡単に終わったものの、これ、非常に危ない状況ですよね。
ブロック塀のつなぎ目に”鉄筋”が入っていれば問題ないのでしょうが、今回のには入っておりませんでした。
現代の建築は研究が進み、鉄筋が入っていないブロック塀などは存在しないでしょうが(希望的観測)、築50年となるとそうではなかったことでしょう。
大地震が起きると家屋が倒壊している姿をニュースで目の当たりにしますが、初めてその要因を理解できました。
今、危ない状況のフェンスは僕が手をかけてあげたいものです。
外構フェンスの施工後のSNSでの反響
概ね、肯定的な意見が多く良かったです!
お仕事お待ちしておリます!
ということで、カルロス工務店ではお仕事を常時お待ちしております。
[あきる野市、日の出町、青梅市、八王子市、多摩市、福生市、羽村市]
あたりが行きやすいですが、どこでもご相談は乗りますので!
よろしくお願いします!