こんにちは、カルロス(@crls1031)です。
この度、丸太を使ったユニークな建築をする機会に恵まれたので、息巻いて取り組んでおります。
早速図面が完成したので、説明していきます。
以前、小屋づくりに関して英知を結集して記事を書きました。
よかったら見てみてください^^
Contents
構想:床面積8㎡の正八角形、丸太の柱が内側に傾いた円錐
まずは構想です。
- 床面積8㎡の正八角形
- 丸太の柱が内側に傾いた円錐
- 屋根はレシプロカル構造
こんな具合です。
床面積は建築確認申請不要の10㎡未満、念の為8㎡で設計しています。
円状の小屋にしたいので、正八角形で作ります。
丸太を活用してほしいとのことだったので、柱を丸太にしています。
またレシプロカル屋根の梁も丸太で検討しています。
円柱でもいいですが、せっかくならユニークにすべく内側に15度傾け円錐にします。
最終的には下地を調整することで波打った表面にし、きのこハウスに近い形状にできればと思っています。
レシプロカル屋根に関しては以前に考察しました。
図面:丸太の柱で円錐、レシプロカル屋根の小屋
まずは構想通りの傾き15度の図面です。
レシプロカルも図面で表現され、とってもワクワクします!
ただ、図面を描いてくれた「めがね監督」(@meganekantoku)が
傾けて5度くらいじゃないですかねー?
とのことだったので、合わせて5度と0度(すなわち円柱)ver.の図面も描いてもらいました。
これもこれで面白いですね!
ただ、図面から見るに、ユニークさは15度かなー。
今回は傾き15度で作ることにします!
メガカン(@meganekantoku)、図面をいつもありがとー!
おまけ:正八角形ではなく正六角形の場合
ちなみに途中まで正八角形と正六角形とを天秤にかけていました。
編集途中の正六角形の図面はコチラです。
ただ、図面を書いて比べてみると直感ですが正八角形の方がよさそうでした。
なので、今回は正八角形で作ることを選びました。
その他の構想:内側板張り、外側モルタル仕上げ
丸太の柱を立てたら、外側に野地板で壁を作ります。
すると、内側からは板張りの仕上がりに見えていいでしょう。
外側は野地板の上に木っ端などを這わし、下地をデコボコにします。
その上にラス網、麻布で下地をつくってモルタルで左官をします。
最後にそれを塗装すれば、ユニークなきのこハウス的な小屋になることでしょう!
施工工程:丸太円錐小屋の作り方
小屋づくりの工程をまとめたので共有します。
- 基礎づくり
- 木材塗装大会 ◀︎
- 束柱、大引づくり
- 丸太支柱立て、天板固定、仮筋交い
- レシプロカル屋根梁固定、野地板貼り、ルーフィング貼り※
- 屋根真ん中の造作(図面参照)※
- 床:デッキ貼り、壁:窓開口・ドア開口作り
- 壁:野地板貼り → 下地調整・ラス網・麻布貼り
- モルタル左官大会 ◀︎
- 塗装大会 ◀︎
これはワークショップで作ることを想定しています。
ゆえに通常では人数に制限を構えます。
しかし左官や塗装の時(◀︎)には上限人数を撤廃し、大人数で取り組めます。
また屋根上の高所作業(※)は危険なので、スタッフのみで作業することにします。
ご依頼、相談はカルロス工務店まで!
こんな楽しみな製作を予定しています。
施工後には制作中の画像などをまとめていきますので、こうご期待です!
こういったものを作ってほしいなど要望がありましたら、いつでもご連絡くださいね^^