こんにちは、カルロス(@crls1031)です。
この度、牽引免許不要の最大サイズのトレーラーハウスを製作しました。
開口部は大きなサッシが入る予定です。
これを製作した経緯を記しておきます。
Contents
マジックミラー号のトレーラーハウスver.を製作できますか?
僕は建築を生業にしながら、元ブロガーでもあります。
「軽トラハウスを転用すれば、マジックミラー号を作れるぞ?!」
という発想から「マジックミラー号の作り方」というブログを書くと各方面から連絡をもらい、無事に製作することに至りました。
そして現在では”マジックミラー号製作販売研究所・所長”(自称)として活動しております!笑
牽引免許不要でトレーラーハウスの3つの条件
そもそも牽引免許が必要なトレーラーハウスは750kg・全長12m以上のものということがわかりました。
つまり“それ以内なら牽引免許は不要”となることを知りました。
まとめると、
- トレーラーとけん引車を連結した全長が12m以下
- トレーラーの総重量(本体の重量+積載できる最大重量)が750kg以下
- 幅が2.5m未満または高さ3.8m未満
ということです。
そんなものを作れる業者は存在するのかと、山梨県や千葉県、長野県のトレーラーハウス製作の専門業者に問い合わせました。
通常の大きいサイズのトレーラーハウスの場合、2-3tあるのが普通らしく、750kg未満なんて到底不可能と思えました。
しかし、かねてよりSNSで交流のあった関西の業者さんにダメ元で聞いてみると「僕なら750kg未満で作れます!」と言って頂き、活路が見出されました!
牽引免許不要のトレーラーが公道を入るのに必要な書類は”257枚”
日本初規格のトレーラーハウスの製作が始まりました。
まずは公道を走らせるために緻密な設計図などが必要です。
協力会社が2022年11月に陸運局に113枚に及ぶ審査書類を提出し、順調に行けば2023年の6月までにはできる見込みでした。
しかし、依頼した業者さんの協力企業が途中に飛び、審査は白紙になりましt…。
日本初規格の実現の道は遠いです。
その後一念発起し、今度は業者さんが単独で、また一から申請し直すことになりました。
昨今の不正の防止対策として審査がより厳密になり、想定の期間より長くかかりました。
一番最初に113枚の書類を書きましたが、前代未聞の企画だったため、その後に30枚、82枚、32枚で、追加書類の書類を求められました。
そして無事に審査合格に漕ぎ着けました。
2023年9月に号買うできたので、実に10ヶ月の月日を要しました。
そして東京に運び込まれてから封印(新車登録)の作業もしましたが、初めての作業は難しいですね。
結局、市役所にも陸運局に3回行く羽目になりましたw
4種類のトレーラハウスを準備中!
協力会社ともに一番難しい規格で審査を合格できたわけです。
これを皮切りに4種類のサイズのトレーラーハウスを作っていくことになっています。
最大 | 6,720mm × 2,120mm | |
普通小型 | 4,960mm × 1,880mm | |
小型 | 4,690mm × 1,690mm | |
軽自動車 | 3,400mm × 1,480mm |
いろんなサイズのトレーラーハウスを作れるようになっていきますぜ!
そして、内装もバッチリ仕上げていきます!
日本初規格トレーラー、東京初上陸!
なんたってデカいwこの大きさで【 牽引免許不要 】ですからね!
なにやら、現代の運転手不足の社会を解決すべく、運送業の某大手や某大手空港会社から問い合わせをもらっているそうです…!
これの言い出しっぺ、僕っすからね!!笑 世界を変えてくれー!! pic.twitter.com/euOBkfGS1r
— カルロス / DIY出身の建築人 (@crls1031) February 12, 2024
補足:運転怖いし、駐車場広くないと…!!
牽引免許不要のトレーラーハウスを運転してみましたが、、、
なかなか大変です!w
国道のような大きな道路しか通過できませんし、駐車も普通にできません・・・!
まず、第一、普通のバックもできません!w
駐車場もとんでもなく広いところを用意しなければならないので、普通の人にはオススメできませんね・・・。
小さなサイズのものをオススメしておきます!
僕は内装屋なので、図面を載せておきます。
オリジナルのトレーラーの製作を検討されている方は、ぜひ問い合わせお待ちしてます〜^^