こんにちは、カルロス工務店のカルロス(@crls1031)です。
今回は近所の移住者の方にご依頼頂き、倉庫内に床を作りました。
まずはビフォーアフターを載せておきます。
作り方の最適解は置き床か、木造か
今回下地はこのように作りました。
木造で、大引・根太を配置しての下地です。
ですが、置き床工法の方が手間が減り、作業が早く終わるかもしれなかったですよね。
マンションやオフィスなど、床を作る時に使われる一般的な床の作り方です。
床下に配管や配線がしやすく、手間が少なく済むのが特徴です。
改めて最適解は何だったのか、自分なりに調べてみました。
置き床工法のデメリット:支持脚の発注
ある程度水平の床なら、床の仕上がりの高さを考え、必要数を数えて発注すれば済みますよね。
ですが、今回は4mで80mm勾配している床です。
支持脚はある程度の高さを調整できますが、1種類で80mmはどうなんでしょう。。。?
そこでモノタロウで販売している支持客の高さの許容範囲をまとめてみました。
MIN | MAX | 許容範囲 | |
---|---|---|---|
WP50 | 43 | 50 | 7 |
WP55 | 45 | 60 | 15 |
WP70 | 55 | 86 | 31 |
WP80 | 65 | 101 | 36 |
WP105 | 86 | 128 | 42 |
WP125 | 96 | 158 | 62 |
WP155 | 125 | 188 | 63 |
WP185 | 155 | 218 | 63 |
WP215 | 185 | 248 | 63 |
一つあたり最大で63mmしか許容できませんね・・・!
この場合、WP155以上の規格なら2つの種類を用意しなければなりません。
仕上がり高さを低くしたい場合、WP155以下にすると2-3種類用意しなければなりません。。。
これ、発注ミスったら現場止まっちゃいますよね・・・
木造なら刻めばなんでもなるので、ちょっとリスクが高いかもです。
諸先輩のアドバイス「プラ束がいいよ」
そんなことを考えながら、諸先輩方のアドバイスをもらうべく、DIYコミュニティに質問もしてみました。
この投稿をすると、プラ束をおすすめされるアドバイスが2件ありました。
ただ、プラ束にも許容範囲がありますし、複数種類用意する羽目になれば、置き床と変わらないですよね・・・?
結論:水平なら置き床、勾配が勾配がキツければ木造
ということで、僕にとっての最適解は「水平なら置き床、勾配が勾配がキツければ木造」でしょう!
発注ミスして現場が止まることが一番厄介ですからね。
慣れた方でいいよ、との言葉も頂きましたし!
そして褒めていただいたのんで、よしとしましょう\(^o^)/
もっといい施工をできるように、日々考えて行きます!